② 【ビジネス?】問題解決力アップ:読書

おはよう、こんにちは、こんばんは。

 

前回は【数学的思考トレーニング】という本のさわりと【数学的思考】とは何かというお話をさせていただきました。

 

おさらいすると、

数学的思考とは

=定義×分析×体系化

=定義×(分解+比較)×(構造化+モデル化)

でしたね。

 

今回は数学的思考の最初の一歩である【定義】についてお話をしていきます。

【定義】はとても大事です。定義によって人生観も変わります。

そんなアホなと思っている方、本当に?と思っている方、ぜひ最後まで見てください。

 

 

【定義】とは

~~とは~~であることです。

皆さんが生活している中で、あやふやに定義して、ないがしろにしていることはたくさんあると思います。

 

私もお恥ずかしい話、物事はそうあるべきとか社会のべきべき論に甘えて思考が停止するときが多々あります。

 

まずは身近なワードで給与について定義するとします。

労働することによって所属する会社などからもらえる報酬である

と定義できますね。

 

物事について整理・解決する際に、物事についてまず定義、つまり説明することができないといけないということです。

 

先ほどの給与の定義は少し簡単だったと思います。

ここで、難しい問題を定義をするために一つの指標を紹介したいと思います。

それは、物事について【そうであるもの】【そうでないもの】にしっかり分類し、ルールを明文化するということです。

 

例をあげましょう。

 

女子会について定義してください。

 

できましたか?

それでは定義していきます。

まず【そうであるもの】は

・女性

・複数名

・情報交換

・飲食

・数時間

そして【そうでないもの】は

・男性

・1名

・商談やプレゼン

・就寝

・数日

 

と分類できますね。

1番目から見ていきましょう。

まず女性と男性ですが、女子会ですので女性が参加するものでしょう。(ただ今は多様性が認められている時代ですので心がということですよ)

 

次に2番目ですが

人数ですね。一人では会とは言いませんね(笑)

 

次に3番目

目的ですが、おおよそ情報交換といえるでしょう。だれかが大人数を相手に一人講演を

行うというものではありませんね。

 

そして4、5番目と

そこで行う行為や期間などについても【そうであるもの】と【そうでないもの】についてしっかり分類しています。

 

誰がどう見てもそう言えるような共通認識といえるような定義をしていく必要があります。

 

では次に【休日】を定義していきましょう。

 

女子会と違って人によって休日に対する共通認識は変わってくると思います。

・仕事をしないでいい日

・家族サービスがめんどい日

・一人でいられる日

など様々な定義があると思います。

またその様々な定義によって休日の過ごし方も変わってくるでしょう。

これは何の話にでもいえることだと思います。

 

次に仕事についてです。

あなたにとって仕事とは?という問いに対して、まず仕事について定義をするはずです。

 

人によっては自分のやりがいだ!という方もいれば、つまらないことの繰り返しだ。。。

などと定義は先ほどの【休日】と同様に人それぞれだと思います。

 

定義は人によって様々ですが、定義の仕方によって物事に対する姿勢も変わってくることがわかります。

いま仕事がつまらないという方は、定義を変えてみるといいでしょう。

 

余談ですが、NASAの掃除のおばちゃんにあなたの仕事はなんですか?と聞いたところ、そのおばちゃんは

【人類を宇宙に送る手伝いをしている仕事】と答えたそうです。

すごくないですか?

 

つまり定義によってポジティブな見方はいくらでもできるんですね。

人生についても同じことがいえると思います。

 

会社にこき使われるのが仕事だと思って(定義して)いる方は、会社に貢献してる!だとかいずれ独立するために利用しているという発想をし根本から考え方を変えてみてはどうでしょうか?

 

今回のまとめです。

定義とは

・【そうであるもの】【そうでないもの】とはっきり分類すること

・定義によって物事に対する姿勢が変わるということ

です。

自分の人生の定義が常にいい方向に向いていくことを願っております。

 

次回は分析ついて話していきたいと思います。

 

迷える子羊が花魁道中できるまで頑張りましょう。